Planet Blue

これからヤフオクをやる人に本当に知っておいてもらいたいこと 出品編

これからヤフオクをやる人に本当に知っておいてもらいたいこと 落札編」の続編です。今回も上辺をなぞるような話ではなく、もう少しコアな話を書いていきたいと思います。

しばらく前に大きな変更があって、ヤフープレミアム会員に登録しなくてもフリマ出品ができるようになった。フリマ出品から始めてもいいと思うんだけど、ヤフオクの特徴はオークション形式での出品だと思うので、オークション出品することを前提に書いていきたい。

フリマアプリにないヤフオクの長所はよく価値のわからないものでも、写真を撮って出品すれば適切な価格で落札してもらえるということだろう。また、歴史が長くユーザー数が多いのと、キーワードを登録しておくとそれに一致したタイトルの出品があるとメールで通知してくれる機能があるのでマニアックな品物に強い。逆に人気があってどこで売っても同じ値段で売れるような品物はヤフオクではなく、落札手数料無料のフリマアプリで売ったほうがいい。その辺は品物やユーザー層を考えての使い分けということになるだろう。

ヤフオクで出品するにはヤフーのIDとネット銀行の口座が必要。ヤフーのIDを作ったら、ログインIDとウェブメールのメアドを変更する。この流れは落札編と同じ。出品するとIDが晒されてしまうので、ログインIDを別の文字列に変更しておくことは非常に重要。メアドも代理出品などの詐欺を持ちかけるメールが来ることがあるようなので変更した方がいい。

ネット銀行の口座も1つは作らないといけない。これがないと入金を確認するためだけに実店舗まで足を運ばなければならなくなる。ヤフオクと最も相性の良いネット銀行はジャパンネット銀行。ジャパンネット銀行の何が良いのかというと、Yahoo!かんたん決済で支払いが行われた場合、売り上げが確定すると同時に口座に入金されること。ジャパンネット銀行以外の口座をヤフーウォレットの受取口座に指定していた場合、売り上げの入金まで2~4営業日かかる。

Yahoo!かんたん決済の手数料が無料になって以来、落札者からの支払いのほとんどはYahoo!かんたん決済経由になった。特にYahoo!かんたん決済のクレカ払いが多い。クレカ払いだとポイントが付くからだと思われる。商品説明欄に「Yahoo!かんたん決済でお支払いの場合、発送は口座に入金されてからになります」と書いているのを見たことがあると思う。Yahoo!かんたん決済で支払われた場合、支払後にキャンセルになる事例があるからだ。『かんたん決済詐欺』と呼ばれているものだ。このかんたん決済詐欺は落札金額を落札者が弄れなくなったので以前よりでき難くはなっている。しかし、完全になくなったわけではない。出品者としては自分の口座に売上が振り込まれてから発送したい。ところが、ジャパンネット銀行以外の口座を受取口座にしていて土日を挟んだりすると、発送が落札者の支払いから一週間近く遅れるということになる。これはさすがに遅い。

ヤフーウォレットの受取口座がジャパンネット銀行だと、Yahoo!かんたん決済のクレカ払いでも落札者の支払い処理から6時間程度で売り上げが確定して口座への入金が行われる。例えば夜10時に支払いが行われたとすると翌朝には口座に入金されている。これなら口座への入金を確認してから発送しても全く問題はない。

また、ジャパンネット銀行は銀行振込の手続きがとても簡単。手元にあるトークンの6桁の数字を入力するだけで銀行振込が行える。ネット通販などとの相性が非常に良い。ホームページの作りがシンプルで軽いのも良い。ネット銀行の中でユーザビリティーという点では頭一つ抜けた存在だと感じている。

ネット銀行の口座を作ったらヤフーウォレットの受取口座に登録し、ヤフープレミアム会員の登録を行う。これでオークション出品できるようになる。

出品するにあたって必要な品物は、出品物、梱包資材、デジカメ、三脚。出品物は当然として梱包資材も予め用意しておきたい。出品前に梱包資材を用意しておかないと出品時に梱包サイズ=送料を明記できないからだ。送料は揉めやすいポイント。商品説明で送料を明記するというのは大きなコツ。送料を明記するためには売れてから梱包資材を調達するのではなく、出品前に梱包資材が手元にないといけない。送料を着払い設定にして出品するにしても、梱包サイズは明記した方が良い。梱包資材はネット通販などで送られてきたダンボールや緩衝材を取っておいて再利用すればいい。

次に行うのが商品の写真撮影。写真無しでの出品や通販サイトから写真を流用しての出品もできるが、自分で撮った写真を載せて出品した方がいい。自分で撮った写真がないと無在庫販売だと思われてしまうからだ。実際、無在庫販売している出品者は大量にいる。人気のある物ならそれでも売れなくはない。あえてそういうリスクのある物を狙っている人もいる。しかし、落札価格は相場の概ね7~8割程度。出品物が手元にあるなら写真を撮って載せないと損。

写真撮影のコツはカメラと三脚を使うこと。よく手ブレやピンぼけした写真を載せている出品者がいるが、それは手持ちで撮っているから。屋内は人間の目で感じているよりもカメラにとっては暗い。手持ちで近接撮影を行うと手ブレ補正の付いたカメラでも手ブレしやすい。三脚を立ててMFすれば、手ブレやピンぼけはなくなるはずだから、そこまで酷い写真にはならないはず。スマホで撮るとどうしてもおざなり感が出てしまうので、カメラを使ったほうが良い。キヤノンやニコン、ソニーあたりのデジタル一眼があれば写りでも違いが出せる。

写真は3枚は載せたい。そこを横着して1枚や2枚で済ますと反応が鈍くなる。1枚目に付属品やおまけを含めた「これがお送りする全てですよ」という写真。2枚目と3枚目にメインとなる被写体を別の角度から撮った写真。これで3枚。商品説明欄にIMGタグで写真を直リンクすれば追加画像を載せられる。ファイルストレージに写真をアップロードして、そこへのリンクを張っても良い。高額落札が期待できるものについては追加画像を載せるのが効果的。

ここからは商品情報の入力ということになる。まず、タイトルは商品名や型番のみでシンプルに書く。検索ワードやレアだとか美品だとかは書かない。自分が落札する時に、そういうことを書いている出品者は信用ならないと感じるからだ。その商品を欲しいと思っていない人や、別の商品を探している人を検索で引っ掛けて何か意味があるだろうか。アクセスがあっても入札に至らなければ何の意味もない。アクセスがあれば嬉しいってブログじゃないんだから。アスセス数に対してコンバージョンレート=効率が重要。オークションは欲しいと思う人が2人いれば価格は上がっていく。実際、2人だけで延々と競り合うような状況もよくある。本当に欲しいと思っている人は、商品名や型番を正確にタイトルに書いておけば、検索やオークションアラートから勝手に見に来てくれる。美品とも何とも書いてない欲しかった商品を検索で見つけて、写真や商品説明を見ると状態が良さそうだと「これは!」と思わない?アクセス数ではなく本当に欲しいと思っている人をしっかり食いつかせた方が得策だと思っている。

商品説明欄にはいつどこで買って、どのような使い方をしてきたのか。正常に機能するのか。傷や汚れがどこにあるのか。付属品は何なのかを書けばいい。梱包サイズや送料も明記した方がいい。

最後に注意事項をサラッと書く。注意事項なんて長くなればなるほど読んでもらえなくなるのは目に見えている。書かなきゃいけないのは連絡期限と支払期限。ヤフオクはオフィシャルに支払期限が決まっていないので、支払期限を書いておかないといつまでも待たないといけないということになる。落札後、2週間経過で取引が行われなくても落札システム手数料が確定する。それまでには落札代金を支払って貰わないといけない。自分の場合は、落札後24時間以内の連絡、48時間以内の支払いに設定している。この期間をどうするかは出品者次第だが、購入意思のある人は概ね2日以内には払ってくる。

もう1つ書くのは、即決や値引きには対応しないということ。即決はしないと書いておかないと質問欄から即決依頼がうっとおしいぐらいくる。即決依頼で提示される金額は99%相場より安い金額。即決を受ければ損するのは分かっているので、商品説明欄に即決はしないと明記している。あと値引きもしないと書いておかないと、落札後に値引き交渉してくる人がいる。これも書いておきたいところ。

価格設定は人気のある品物ほど開始価格を安くして出品する。「これ売れるのかな?」というような物は1件入札があっただけでも売っていい価格に設定する。

開催期間は3日もあれば充分。出品期間中にアクセスが多くあるのは最初の1日と最後の1日。開催期間を長く設定して、その間に他の出品者から同じ物を出品されるとそちらに興味が移ってしまう。自分以外に誰も出品しないような本当にレアな物なら出品期間を長く取るのも手だが、そうでないなら出品期間を長く取り過ぎるのはむしろマイナス。終了時間は日曜日の夜9時から夜11時あたりがベター。土日はアクセスが増えるし、日曜を最終日にすると翌日から平日なのでその後の取引にスムーズに移行しやすい。

決済方法はYahoo!かんたん決済のみで構わない。銀行振込を設定しても、振込手数料を払って銀行振り込みしてくる人はほとんどいない。配送方法は正確に設定する。発送日までの日数も設定した方がいい。

入札者評価制限や入札者認証制限、自動延長、早期終了は全てあり。入札者認証制限をなしに設定している出品者がいるが、これをありにしておかないと匿名でのいたずら落札が可能になる。出品者情報開示前チェックはなしでいい。

質問が来た場合は丁寧に回答した方がいい。即決は受けないと明記していて、商品説明文がしっかり書けていれば質問自体ほとんどない。同じような質問が複数あった場合は、その部分についての商品説明が足りなかったと思ったほうがいい。英語での質問は詐欺なので回答する必要はない。

入札があれば入札者の評価を確認する。評価の悪いIDの入札は終了間際に来るので、高価な出品物の場合はオークション終了5分前ぐらいから見ておき、評価の悪いIDからの入札があったら取り消したほうがいい。入札を取り消すIDは、まず新規。そして評価数が少ないのにすでに悪評価のあるID。評価数が何万もあって、悪評価も何百もあるというIDは業者。業者がツールを使ってとりあえずいくらでもいいから落札して、落札価格が希望価格以下なら取引する。希望価格以上ならキャンセルするというパターンが多い。これを取り消すかはその時の状況次第。1円でも高く落札してほしいと考えると入札は取り消さない方がいいが、落札されても入金してくれなければ1円にもならない。きちんと取引してくれそうな人に落札してもらった方が結局はいい。

商品が落札されても落札者から連絡がないケースがある。その場合、まずは取引ナビと連絡掲示板の両方でメッセージを送って様子を見る。落札者からの反応がない場合でも3日程度は待った方がいい。もちろん、その間に取引ナビと連絡掲示板でメッセージを何度か送る。それでも連絡がない場合は最終的な連絡期限を伝えて、それまでに連絡がなければ落札者の都合で削除すること、落札者の都合で削除すると自動で落札者に悪い評価が付くことを伝える。最終的な連絡期限を過ぎても連絡がなければ、落札者を削除し、ブラックリストに入れて、いたずら落札申告フォームで申告する。

落札者から連絡と支払いがあれば、商品を発送する。まれに落札者から返品したいと言ってくることがある。自分の場合、過去に3件そういったことがあったが、1件は返品を受け入れて、1件は輸送中の破損で話をつけ、1件は返品を受けなかった。返品を受けない場合、悪い評価を付けられるのは仕方がない。返品を受ける場合でも、返送送料、落札システム手数料、返金時の振込手数料を落札者に負担して貰わないといけないが、これを納得させるのは簡単ではない。どう対応するかはケースバイケース。評価が1000件以上あって、悪い評価が1つもないような出品者は相当柔軟な対応をしてるんじゃないかな。結局は評価の怪しい人に落札させないというのが最大の予防策。落札者から評価があれば、こちらも評価を入れる。これで取引は完了。

広告

Written by firefennec

2017年 6月 26日 @ 21:30

カテゴリー: ネット売買