Planet Blue

トリシティに試乗する

ヤマハの3輪車トリシティに試乗してきました。

試乗した場所はYSP大阪箕面さん。
試乗前に、「停止した時には足を着かないと転ぶので、普通のバイクと同じ感覚で足を着いて下さい」と言われました。 足着きは、身長172cmの私で両足の足の裏前半分が接地する程度で良くはない。 しかし、停車時の安定感が2輪車とは別次元なので特に気にはならなかった。

お店から道へ出る段階で、低速時の安定感が非常に優れていると気が付いた。 コーナリング中もチェンシンタイヤを履いたPCXあたりとは比較にならないほどの接地感があり安定感が非常にある。 その安定感の高さからマンホールや水たまり、落ち葉といった路面状況を気にせずに走ることができる。 直線ではウネウネとした独特の乗車感があり、まるでウナギに乗っているよう。 遊園地でゴーカートに乗ってるような開放感があって、走っていて意外と楽しい。

車重があるためか発進加速はかなり遅い。 シグナルスタートではアドレスやPCXに遅れを取るのは間違いない。 最高速の伸びも今一つ。 エンジンパワーはDio110と同程度に感じた。 シートは弾力が強めでそこそこの座り心地のヤマハの標準的なシート。 スズキ車と比べると座り心地は劣るが、ホンダ車よりはずっと良い。  乗り心地は良くも悪くもない。 フロントサスのいなし方は上手いが、リアは頻繁に跳ねる。 PCXやSH Modeには劣り、アドレスやシグナスよりは良い乗り心地。 乗り心地もDio110と同程度かと思う。 販売価格を考えると乗り心地は今一つ。

実用面に目を向けると、タコメーターを排し、時計と外気温計を付けたのはヤマハらしからぬ好判断だと思う。 ただし、外気温計は気温が18度前後だったのに23度と表示されていたので、実際の気温よりかなり高めに表示するような印象があった。 ハンドル周辺に収納スペースはない。 コンビニフックは付いているが、フットボードは狭く掛けられる物は限定される。 シート下のラゲッジスペースが積載性のほぼ全て。 お買い物に使用されるケースも多いであろう車種なだけに、ボックスの装着を前提としたリアキャリアは標準で付けて欲しかったところだ。

Piaggio MP3のパクリ程度にしか思ってなかったが、乗ってみると予想よりずっと楽しい乗り物でした。 路面状態を気にせず走れる安全性能の高さはそれだけでも十分な価値がある。 シティコミューターとしてみると、乗り心地と積載性には改善の余地が多く残されている。 ひょっとすると自分の求めていたものは3輪車なのかもしれないなと思った。 Piaggio MP3にも乗ってみたくなりました。

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Written by firefennec

2014年 11月 9日 @ 20:54