Planet Blue

Sh modeに試乗する

試乗場所はホンダドリーム豊中さんです。 Dio 110に続いて2回目の試乗になります。 試乗した後ドリンクまで頂いたのに、Sh modeの感想をどう書くか迷うところなんですが、良い面も悪い面も包み隠さず書きましょう。

走り出しは軽快。 アイドリングストップをオンにしていても信号発進で全くタイムラグを感じない。 eSPエンジンのアイドリングストップモードは凄い。 停止中にエンジンを止めるだけならどのメーカーでも出来るんでしょうけど、この再始動の早さは真似できないんじゃないだろうか。 加速力もPCXやLEAD 125と同様で必要十分。 

ハンドリングは旋回性よりも直進安定性に振ったバランス。 ハンドルにねっとりとした重さを感じる。 PCXが旋回性と直進安定性の丁度真ん中を取ったバランスとするなら、それよりもやや直進安定性寄り。 とは言え、LEAD 125ほどではない。 PCXには及ばないものの、シグナスXと比較しても遜色ないフレーム剛性も持っており実は旋回性能も高め。 バイクで言うとツアラーっぽい味付け。 その外観に似合わず走りの質感は高かった。

しかし、乗り心地は予想した程ではない。 前16、後14というホイールサイズから考えて原付二種では最も乗り心地が良いのではと思っていたんですが、乗り心地ではPCXに遥かに及びません。 10インチや12インチのタイヤを履くアドレスやLEADよりは乗り心地は良いんですが、Dio 110とどっこいといったところでしょう。 ハイホイールスクーターであるにもかかわらず、乗り心地がそれほどでもないのはサスが硬すぎるんだと思う。 道路の凹凸でリアタイヤが路面をトレースしきれずに跳んで行くような感覚がある。

サスの硬さに加えてシートも硬い。 シートに座った瞬間、「これは30分でお尻が痛くなるシートだな」と直感した。 PCXのシートも酷いが、Sh modeのシートの出来も大差はない。 必要十分なパワーと高いフレーム剛性、ツアラーのようなハンドリングで長距離走っても疲れにくいポテンシャルを感じさせるのに、サスの硬さとシートの硬さでそれが台無し。

試乗を終えた後に、「どうでしたか?」と聞かれて返答に困る。 「ちょっと変」というのが感想だったからだ。 外観からしてファッション系スクーターかなと思わせておいて、乗ってみると足回りを固めたスポーツスクーターだったなんて誰が想像できようか。 その予想を裏切る方向がホンダらしいといえばホンダらしい。 しかし、明らかに街乗り専用のSh modeでここまで足回りを固める必要はないと思う。 サーキットのようなコースで、未だにツナギを着てバイクに乗ってるようなおっさんがテスト走行している姿を想像してしまうんだが。 ターゲットユーザーに必要なのは、より質の高い乗り心地ではないだろうか。

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Written by firefennec

2013年 11月 19日 @ 21:32

カテゴリー: モーターサイクル