Planet Blue

高画素化は無駄ではない

D800が3630万画素、α7Rが3640万画素。
デジタルカメラの高画素化が進んでいる。

それに対して、高画素は必要ないという声もある。 高画素否定論者の多くは旧銀塩ユーザーで、写真=紙焼きということになる。 家庭用に普及しているプリンターの約98%はA4サイズまでとされている。 写真をA4サイズに350dpiで印刷すると仮定すると約1200万画素。 もちろん、DPE店にデータを持ち込めばA3やポスターサイズに引き伸ばすことは可能。 だが、そのようなサービスを利用するユーザーがどの程度いるのか? また、大判プリントするのは実際に撮影した画像のなかで何枚程度なのか? と考えると、デジカメの画素数は1200万画素あれば十分という話になってしまう。

しかし、これはあくまでプリントアウトを前提とした考え方。
もはや写真を紙に印刷するのはニッチとなっている。 デジタルカメラで撮影した写真はモバイル機器やPCのディスプレイで見る。 知り合いに写真を見せたり渡すのも、SNSやクラウドにアップロードする。 こちらがもうメインストリーム。 そして、スマホの画面解像度は既に印刷を超えている。 PCのディスプレイの解像度だって高解像度化が進んでいくだろう。

4K、8K、12K、24K・・・。

そうなった時に1200万画素で足りるのかというと、そんなわけない。
プリントアウトを前提とした高画素否定論には何の説得力もない。
今後もデジタルカメラの高画素化は進んでいくだろう。

ただ、極小センサーを用いた高倍率ズーム機にはレンズ側の解像度を超えて高画素化している機種がある。 具体的に機種名をあげるとDSC-HX50Vのような機種だ。 こういった高倍率ズーム機で撮られたサンプル画像を見ていると、「これは写真じゃないよな、イラストだよな」って思うことがある。 撮影時にアプコンしてるようなもんだから、細部が潰れて油絵のような画像になっている。 こういう高画素化には意味がない。 解像度を上げるには、結局はセンサーを大きくしてレンズを明るくする以外に手はない。 意味のある高画素化をしていってほしいものですね。

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Written by firefennec

2013年 10月 30日 @ 21:04

カテゴリー: カメラ