Planet Blue

D800と5D MarkIIIに触って来ました

それぞれニコンプラザとキヤノンプラザに入ったということで、ちょっと試して来ました。
両方共、印象は意外とネガティブなので、新機種の発売に胸踊らせてるって人は読まない方が良いですよ。
購入意欲が削がれると思います。

ニコンプラザ大阪にD4とD800はありました。 D800Eはなかったですね。 メモリーカードを持参すればデータのお持ち帰り可。

早速D800試させてもらったんですけど、露出インジケーターはデフォルトで右が+、左が-という一般的な方向になってました。 これでやっと普通の感覚で露出補正ができます。 自分にとってはこれが最大の改善点。 こう書くとさ、「以前の機種でも露出インジケーターの方向を入れ替えられる」って言われそうなんだけど、そうじゃないんですよね。 設定で露出インジケーターの方向を入れ替えると、絞りとシャッター速度のダイヤルの回転方向が逆になってしまうので、事実上入れ替えられなかったんですね。 その辺は以前詳しく書いた通りです。

従来のニコン式に慣れている人は、コマンドダイヤルの回転方向を逆にする設定に「露出補正時のみ」という項目が加わったので、これと露出インジケーターの表示を逆にするオプションを組み合わせることで、完全に従来のニコン式に戻せます。

ニコンがいつから露出インジケーターを左+、右-にしていたのかは知りませんが、おそらくカメラに露出計を内蔵してからずっとそうだったんでしょう。 それを今回入れ替えたというのは、とても大きな決断をしたと思います。 それなのに誰も触れてないのは何故なんでしょう。 不思議ですね。

背面の拡大、縮小ボタンの配置も上が+、下が-になりました。 D7000以前の機種だと逆ですからね。 あり得ないでしょ。 これでやっとニコンの操作性も、より直感的なものに近づきました。

ただ、同じ日に発売のCoolpix P310でMモードにすると露出インジケーターは左+、右-。 こういうとこがニコンを信用しきれないとこなんですよね。 作ってる人が違うとか、部署が違うとか、色々あると思うんですけど、そういうのはユーザーには関係ないんで、ちゃんと統一して欲しいところです。

他はD4の説明書を読んで予想していた通り。 コマンドダイヤルのメインとサブを入れ替える設定に「Sのみ」はありませんでした。 「Aのみ」じゃなくて「Sのみ」が欲しいんですけども。 D800にフォーカスポイントセレクターを付けなかったのも残念ですね。 キヤノンだと7D以上の機種には付いてるのに、何で付けなかったんだろう。 どちらも将来のニコン機には付いてると思うんですけど、それまでまた何年も待たないといけないのは歯痒いところがありますね。

次にキヤノンプラザに行きました。 1D Xと5D3、両方ありましたよ。 しかし、データのお持ち帰りは不可でした。
5D3で最初にチェックしたのは、撮影直後の再生画像から直接拡大表示できるのかという部分。 キヤノン機はこれが出来なかったはず。  5D3では出来るようになってました。 ただ、ニコン機と操作が違う。 ニコン機の場合は、拡大ボタンを押すたびに倍率が上がって、縮小ボタンを押すたびに倍率が下がっていくという動作なんですが、5D3は拡大と縮小が一つのボタンになっていて、ボタンを押すと2倍ぐらいに拡大されて、後はコマンドダイヤルで倍率を調整します。 これは操作しにくいと思いましたね。

縮小ボタンがない代わりに付いてるボタンが、レーティングボタン。 これは何をするボタンなのかというと、撮影した画像に5つ星でレーティングを付けるボタン。 自分で撮影した写真にレーティングって付けますか? 自分はブログに載せるか載せないかの、フラグ派なんですけどね。 レーティング付けるにしても、PCに転送して現像ソフトで付けるのが普通だと思うんですけどねぇ。 無駄なボタンを付けたなと思いましたね。

シャッターを切った時のフィーリングは5D2と変わらない安っぽさを感じさせる物。 視野率約100%のファインダーも例によって100%出てないんじゃないですかね。 ギリギリにフレーミングして撮ってみましたけど97%ぐらいに見えましたけどねぇ。 5D3の後に1D Xを試してみたんですが、ファインダーの見通しが全然違う。 ボディのフィーリングも全くの別物。 まぁ、当たり前といえば当たり前の話なんですが、D4とD800だとここまでの差はないんですよね。 5D3は割りと強気な価格設定なのでボディのクオリティも上げてくるのではないかと期待しましたが、その期待は裏切られました。

4機種試して、1番印象が良かったのが1D X。 あれは本当の万能機。 素晴らしいと思います。

D800と5D3だと、今回はD800の方が良いと思いましたけどね。 ボディのクオリティのニコンか、総合的な完成度のキヤノンかという図式はD700と5D2の時と変わらないんですが、D700と5D2だとボディの差を埋めて余りある画質の差がありましたからね。 今回は公式サンプルを見比べる限りD800の方が画質は良さそう。 D800のセンサーは、明らかにD3Xに使用されていたセンサーの発展改良版ですよね。 色のトーンの出方が非常に似ています。 とても自然な階調の出せるセンサーで、「ニコンは色が良くない」という従来のイメージを払拭できるかも知れません。 D800の方が画質が良く、ボディのクオリティも上、なおかつ価格も安いとなれば、今回はD800の方が売れそうな感じなんですが、どうなるでしょう。

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Written by firefennec

2012年 3月 10日 @ 02:51

カテゴリー: カメラ