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ニコンの露出インジケーターの方向が普通に?

操作性の部分で気になっていた事があるので、D4の取扱説明書をダウンロードしてみました。 D4の実機はまだ見たことないんですが、我々一般ユーザーにとってもかなり重要な改善が行われています。

ついにニコンの露出インジケーターの方向が普通になってますね。 D4のファインダー内の露出インジケーターは縦バーなんですが、上面液晶の表示は横バーで左が-、右が+になってます。 D3sだと表示が逆なので正常な方向にデフォルトを変更したと考えていいのでしょう。 これで今後出るニコン機では直感的な操作で露出補正ができるようになります。

こう書くと、「D7000でも設定で露出インジケーターの+-表示を入れ替えればいいだけだろう」という突っ込みを受けそうなんですが、そうじゃないんですね。 確かに露出インジケーターの+-表示を入れ替えるオプションはあるんですが、表示を入れ替えてもコマンドダイヤルの回転方向は変わりません。 つまり表示を入れ替えるとコマンドダイヤルを右に回すとマイナスに、左に回すとプラスにという表示と反対の動きになってしまいます。 

「設定でコマンドダイヤルの方向を入れ替えればいいんだ」と言われそうですが、それをやると絞り値やシャッター速度の設定方向までも反対になってしまいます。 絞り値やシャッター速度の設定方向は感覚的にデフォルトで合っています。 なので、事実上露出インジケーターの方向を入れ替えられないのが困ってたんですね。

「露出補正のみコマンドダイヤルの方向を入れ替える」という設定を熱望していたんですが、これもD4で付きました。

つまり、従来のニコンの露出インジケーターの方向とダイヤル操作に慣れている人は、露出インジケーターの表示と露出補正時のみの回転方向の変更のオプションをオンにしてやれば、従来のニコン式に完全に戻せるということです。 これは非常にいい改善方法だと思います。 できれば、露出補正時のみの回転方向の変更はD7000にもファームウェアアップデートで入れて欲しいところなんですけどね。 無理でしょうねぇ。 ニコンはファームウェアアップデートでの機能の追加とかしないですからね。

あと、背面左側のボタン配置の+-の縦軸が逆なのも直ってます。 一般的な上が+、下が-になりました。 D7000だとなぜか逆です。

もう1つ重要な改善が、キヤノンの上級機のようなフォーカスポイントセレクターが付いたということです。 フォーカスポイントセレクターはキヤノン機を使うたびに便利だなと思っていたので、これをニコンが付けてきたことは驚きでした。 これで測距点選択の操作性が大幅に向上すると思います。 キヤノンだと7D以上の機種に付いているので、ニコンだとD三桁機以上の機種に付けてくるんじゃないでしょうかね。

逆に改善を望んでいたんですが、改善されなかったポイントがあります。

ニコンはAモード時は絞り値を前面ダイヤル、露出補正を背面ダイヤルで変更します。 Sモードにすると、露出補正が前面ダイヤル、シャッター速度が背面ダイヤルになります。 キヤノンだと背面ダイヤルは露出補正に固定されていて、Sモード時も前面ダイヤルでシャッター速度をコントロールします。 私はニコンのデジタル一眼しか持ってないんですが、ダイヤルの割り当てはキヤノンの方がしっくりきます。 Sモード時に前面ダイヤルにシャッター速度の変更を割り当てたいんですが、それが出来ません。 「メインとサブの入れ替え」をAのみに設定すると、Aモード時に背面ダイヤルで絞り値の設定になってしまいます。 逆なんですね。 「Sのみ」が欲しい。

「Aのみ」という項目があって、「Sのみ」を入れてくれない理由は私には全くわかりません。 難しいことだとも思えませんし。 キヤノン機とニコン機を併用している方も多いと思うんですが、そういう方からの要望は行かないものなんですかね。 そこがちょっと不思議なとこなんだけど。

これから出るニコン機は、操作性がかなりキヤノン機に近くなりそうな気はしています。

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Written by firefennec

2012年 1月 29日 @ 17:16

カテゴリー: カメラ