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PowerShot G1 Xを何年待ったんだろう

ラージセンサーコンパクトに対するニーズはずっと昔からあって、ラージセンサーコンパクトの必要性を熱心に語っていたサイトを見たのは何年前のことだろう。 もうアドレスも忘れてしまいましたけど。

需要は確実にあるにも関わらず正統的なアプローチで作られたラージセンサーコンパクトはなかなか現れなかった。 結果的にデジタル一眼とコンパクトの間には画質に大きな開きができてしまった。 その間隙を付く形で台頭してきたのがミラーレス機だ。 従来のデジタル一眼とコンパクトの間に見事におさまったミラーレス機がこのセグメントの主流になりつつあるなかで、フォビオンでもなくセンサー交換式でもない真っ当なアプローチで作られたラージセンサーコンパクトがやっと発売された。 それが富士フィルムのX100だ。 

X100の発表はフォトキナ2010でのことだったが、Dpreviewの「フォトキナで最もエキサイティングな製品は?」というアンケートでD7000を抑えてトップだったのにはかなり驚いた。 海外でも正統的なラージセンサーコンパクトを熱望していた人は沢山いたということなのだろう。 

そのX100のヒットを受けての今回のPowerShot G1 X発表なんですが、正直言って「やっとか」という印象ですね。 ミラーレス機にエントリーレベルのデジタル一眼の市場を侵食され、X100がラージセンサーコンパクトが売れることを証明してからの登場ですからね。 2012年になるまで、技術的にこういったカメラが作れなかったということはないはず。 おそらく、これを出さなかったのは順調に市場が拡大していたエントリークラスのデジタル一眼の売り上げを食わないようにということだったんだろうなと思います。 ただ、その判断がミラーレス機の台頭を招いた。 もっと早く出して欲しかった。

しかし、キヤノンってなんでこういう後出し体質になってしまったんですかね。 先行する機種より完成度の高いものを出してくるのはさすがだと思うけど、たまには自ら動いて時代を動かして欲しい。 Kiss Digitalや5Dを他のメーカーに先駆けて発売していた頃のキヤノンは輝いていたと思いますけどねぇ。

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Written by firefennec

2012年 1月 12日 @ 23:25

カテゴリー: カメラ