Planet Blue

D7000の露出オーバー対策

D7000を使用して1ヶ月。
概ねD7000のクセは掴めたんですが、マルチパターン測光だと明暗差の大きい場面で露出オーバー傾向があり、白飛びしやすい事が分かった。

フォーカスポイントは雲にあるにも関わらず、露出オーバー気味

ただ、D7000はハイライトのダイナミックレンジにかなりの余裕があり、14bitRAWで撮影していれば白飛びした部分の階調を取り戻すことが出来る。

とはいえ、やはり限界はあってあまりに白飛びさせすぎると階調は戻らない。

空の部分が完全に白飛びしている

D7000の露出オーバー傾向に関しては、Dpreviewのレビューに書かれている通りだ。

結論部分だけを要約すると
・D7000は特に明るい場所で露出オーバー傾向になる。
・露出オーバーは通常0.5から1.0EVの間で、RAWファイルからの変換でほとんどの場合修正することができる。
・それでも明るい日光やハイコントラストの状況で撮影するときには、ヒストグラムに注意して必要に応じて露出補正をしたほうが良い。
・より冒険的なユーザーは、基準露出レベルを下げることを考慮するかも知れない。 しかし、D7000が露出オーバー傾向になるのは明るい状況だけである。

ヒストグラムを見る限り、D7000のマルチパターン測光はシャドウ部が黒潰れしないことを最優先して露出を決定しているようだ。 一つ気に掛かるのはハイライト部にこれだけダイナミックレンジの余裕があるのならば、シャドウ部にもダイナミックレンジが伸びているのではないかということだ。 実際、実験してみるとシャドウ部にもかなりのダイナミックレンジの余裕がある。 しかし、D7000のマルチパターン測光はそのダイナミックレンジを使おうとしない。 D7000のダイナミックレンジをフルに使い切るには、かなり露出を下げて撮影し現像時に持ち上げるという作業をする必要がある気がしている。

このD7000の露出オーバー傾向の解決策は色々あると思う。 アクティブDライティングを活用する、あるいはマルチパターン測光の基準露出レベルを下げる。 自分の行った対策は、測光を中央部重点測光にして、カスタムメニューで測光範囲を画面全体の平均に設定するという方法。

マルチパターン測光

中央部重点測光(画面全体の平均)

そうすると、同じ構図でも露出がこのぐらい変わります。
マルチパターン測光の方は、背景の空の階調を戻すのはまず無理。
中央部重点測光だと三重塔がアンダー気味ですが、シャドウ側を少し持ち上げてやれば自然な感じになります。 

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Written by firefennec

2011年 8月 20日 @ 21:27

カテゴリー: カメラ