Planet Blue

S95は良いカメラですね

S95にちょっと魅了されている自分がいるわけですよ。

S95の何が気に入ったのか?
『露出精度』
これは感覚的な問題ではなく、ヒストグラムを見ても理想的な形を描いている。

明暗差の激しいシーンでは、センサーのダイナミックレンジに限りがある以上ハイライトかシャドウどちらかを捨てなければならないが、S95はシャドウ部が黒潰れしないギリギリまで露出を下げて、それでも飛んでしまう部分を白飛びさせるような露出制御をする。 なので、ハイコントラストな場面ではやや露出アンダー傾向に出るのだが、黒潰れしているわけではないので後補正がしやすい。

メインでD90を使用しているので、どうしてもD90の露出と比較してしまうのだけど、D90の場合はカメラの判断した主要被写体が暗くなるのを極端に避けるような露出制御をする。 明暗差の激しいシーンでは、撮影者側はハイライトを飛ばしてはならないという心理が働く。 だが、D90は主要被写体が暗くならないような露出設定をする。 撮影者の意思とカメラのアルゴリズムが正反対なのだ。 なので、シーンによってはD90はどオーバーの露出になる。

ホワイトバランスの取り方もとても興味深い。
青空を撮るとマゼンタよりの青空になり、肌を撮ると美白化する。
作為的といえば作為的ではある。
だが、万人受けする不快な色を出さないという意味で、メーカーデフォルトとしてはこれで正解だと思う。

正直言ってレンズはそれほどいいものだとは思えないし、センサー性能もAPS-Cセンサーと比較するまでもない。
それでも、計算された画作りと正確な露出、しきい値低めの強烈なシャープネス処理でパッと見綺麗な画像を出すキヤノンのデジタル処理は凄えなと。
このレンズとセンサーでこの画質なら、デジタル一眼ならもっといいんだろうなと思っちゃうからね。
実際、5D Mark IIなんかの画質は凄いし。
メインのデジタル一眼がニコンのままでいいのか、考えてしまいますね。

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Written by firefennec

2011年 5月 4日 @ 21:23

カテゴリー: カメラ