Planet Blue

結局どうなのD90

このブログ、D90のレビューページだけ異常にアクセスが多い。 そこで4000枚撮影した現時点での率直な感想を書いてみたいと思う。 今後、D90で何万枚撮影したとしてもこの感想は変わることはないだろう。

約1000枚撮影した時点でのレビューは以下の通り。

D90レビュー その1
D90レビュー その2
D90レビュー その3
D90レビュー その4

この内、D90のAWBとAEに言及したその3のアクセスだけが特に多い。 その3に書いた内容は別段目新しいわけでもなく、検索すれば同じような内容の記事がたくさんヒットする。

アンバーに色が寄るのはシーン認識(つまりホワイトバランス)だけの問題ではない。 それはホワイトバランスを太陽光に固定した場合でも、D90は他のカメラに比べて妙に色が薄く、黄色いことで分かる。

D90の画像はRAWで見ても(と言うよりRAWで見た方が)黄色い。 撮像素子から出力されるデータそのものが、かなり色が薄く黄色いのではないかと感じている。 それを後段の補正で無理矢理マトモな画像にしているのではないか。

このD90の色をピクチャーコントロールで調整するのは非常に難しい。 D90の画像を調整する場合、黄色の補色である青紫方向へ彩度を上げるような補正をするケースが多い。 個別の色の彩度を上げるような調整はピクチャーコントロールでは無理だし、調整自体も大まかにしかできない。 加えてjpeg撮って出しの画像と、RAWから現像した画像では解像感に大きな差がある。 最初にD90のjpeg撮って出しの画像を見たときに、ピントが来ていないのかと思ったぐらい。 色の調整だけではなく、解像感を上げる意味でもD90はRAWで撮った方がいい。

ただ、RAWで撮ればどうにでもなるかというと決してそうではない。 D90で撮った画像の色を、例えばS5proと同じ色にするのは絶対に不可能。 ある程度似せることはできるが同じにはできない。 そもそも入力データの段階でおかしいものを、演算で正しいデータに変換することなどできない。

D90やD300だけが色が黄色いなら「ニコン機はソニー製センサーがアキレス腱だよね」というD200時代からの結論に落ちつくだけだが、ルネサステクノロジ製センサーのD700やD3も色が黄色いのが頭の痛いところだ。 ルネサステクノロジ製センサーはニコンが開発しているはずなので、これがニコンが意図する色であるかもしれない。 そうなると今後も改善される可能性がなくなるわけで・・・。 D40あたりのCCD機ではかなりバランスのいい画作りをしていたので、自分はそうは思いたくないのだが。 CMOS第一世代だからこんな色になったと・・・。 

そういう意味ではCMOS第二世代になるD700の後継機には注目している。 D700の後継機は1800万画素になると言われている。 フルサイズで1800万画素というのは、解像度、ファイルサイズ、画素ピッチを総合してスウィートスポットになるんじゃないかと思っている。 このセンサーはソニー製センサーではなく、ルネサステクノロジ製センサーになると予想している。 D700後継機は静止画も動画も超高画質の5D Mark2に真っ向から立ち向かう機種になる。 そのD700後継機がどの程度の絵を出してくるのか、期待して待ちたいと思っている。

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Written by firefennec

2009年 12月 19日 @ 20:18

カテゴリー: カメラ