Planet Blue

D90レビュー その1

D80からD90に買い換えて早一ヶ月。
撮影枚数も1000枚を超えたので、D80との細かい違いを中心に自分なりのレビューを書きます。
先に結論を書いておくと、実はD90に対してかなりネガティブな印象を持っている。

・操作性

D80には使っていてストレスが溜まる操作性の欠点が2つあった。

1つ目は、D80はファインダー内にISO感度を常時表示させる事が出来ない。 ISO感度を変えるには上部液晶を確認しつつ、背面のISO感度変更ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回す必要があった。 困った事にISO感度変更ボタンは再生画像縮小ボタンと兼用になっている。 なので、ISO感度を変えようと思って再生画像を縮小してしまい「むきーーーーーーっ」となる事が多かった。

これがD90になってISO感度表示とISO感度簡易設定のオプションをONにすることで、ファインダー内にISO感度を常時表示できメインコマンドダイヤルの操作のみでISO感度の変更が可能になった。 メインコマンドダイヤルにISO感度を割り当てると、露出補正がメインコマンドダイヤルのみで操作できなくなる。 ISO感度を取るか、露出補正を取るかは悩ましい問題だが、私はメインコマンドダイヤルにISO感度を割り当てている。 理由は単純でISO感度変更ボタンが再生画像の縮小ボタンと兼用なのに対して、露出補正ボタンは単体で用意されているからだ。

実はD90が出元に届くまでファインダー内にISO感度が表示できる事は知りませんでした。 というのも、ISO感度表示をONにしてもメモリーカードが入っていないと「-E-」表示が出てISO感度は表示されません。 これはメモリーカードの挿し忘れを防止するための仕様だと思いますが、店頭でD90を触った人には「D90はファインダー内にISO感度が表示されないんだ」と思われても仕方がない仕様だと思いますね。

2つ目の欠点は、撮影後すぐにF値を変えようとサブコマンドダイヤルを回すと再生画像が送られてしまう。 これも再生画像送りにコマンドダイヤルを使用しないオプションが追加された事で解決しました。

以上がD80からD90になって操作性で改良された部分。
逆に、D90でも直っていなかった部分とその要望について。

撮影後すぐに別のフォーカスポイントを選択しようとすると、再生画像が送られてしまう。 これはD90だけではなくD300やD700も同様のはず。 根本的な問題はマルチセレクターに「フォーカスポイントの移動」と「再生画像送り」という2つの操作が割り当てられており、その操作系の切り替えにシャッター半押しを使用する事である。 
この問題を解決する最も簡単な方法はアイセンサー。 ファインダーをのぞいている時にはマルチセレクターの操作系を撮影モードにし、ファインダーから目を離せば再生モードにする。 それだけで良い。 アイセンサーはD60に搭載されていたが、撮影情報の消灯にしか利用されていなかった。 私はアイセンサーを操作系のフレキシブルな切り替えに利用してもらいたいと思っている。

露出インジケータの+と-を入れ替えるオプションが追加されたが、このオプションをONにしてコマンドダイヤルの回転方向を逆にすると、F値やシャッター速度の回転方向も逆になってしまう。 逆になるのは露出補正だけで良いのに!! 「露出補正のみ回転方向を逆にする」というオプションがないために、+と-を入れ替える事が出来ない。

AモードではメインコマンドダイヤルでISO感度、サブで絞りを操作するのに、Sモードだとメインでシャッター速度、サブでISO感度の操作になってしまう。 これはメインでISO感度、サブで絞りorシャッター速度に統一して欲しい。

操作性についてまとめると、D80より大幅に良くはなったが完成には程遠いってところですかね。

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Written by firefennec

2009年 5月 7日 @ 22:21

カテゴリー: カメラ