Planet Blue

第8節 ガンバ大阪 対 FC東京

昼は万博記念公園で写真を撮影し、夜はガンバとFC東京の試合を観戦してきました。

今年のJリーグ使用球に見えるのは気のせい?

今年のJリーグ使用球に見えるのは気のせい?

さて、どうも私はFC東京について思い違いをしていたらしい。 FC東京はロナウジーニョやジュリがいた頃のバルセロナと同じやり方をしていると思っていたのだ。 ロナウジーニョやジュリがいた頃のバルセロナのシステムは左右非対称の4-3-3。 守備の時にはロナウジーニョをトップに残して中盤の3人が左にスライドし、ジュリが中盤に下がる事で4-4-2を形成していた。 トップと中盤を往復するジュリに非常に負担の掛かるやり方である。 ロナウジーニョをジュリが支えるシステムと言ってもいい。 当時、すでにメッシが台頭しつつあったが、バルサがボールの大半を握れる格下相手の試合以外ではジュリが起用されていた。

FC東京も同じやり方をやっていると思っていたのだ。 守備の時にはカボレがトップに残り、カボレの裏を羽生がカバーする。 石川が引いて中盤に入る。 こういうやり方をしてるんだろうなぁと思っていたのだが、実際に見てみるとFC東京のシステムはプレーンな4-2-3-1であった。 

FC東京
近藤
カボレ 石川
梶山
羽生 今野
長友 徳永
茂庭 佐原
権田

 

カボレは左サイドの守備を担当し、相手の右SBが上がった時には引いて対応していた。
対するガンバのメンバーはこう。

ガンバ大阪
ジェジン レアンドロ
ルーカス 佐々木
明神 遠藤
下平 橋本
山口 中澤
藤ヶ谷
橋本が右SB

橋本が右SB

確かにカボレの前が安田では怖すぎるので、この選択は正しかったかと。 つーか、加地さんの怪我はまだ治らんのか?

試合の立ち上がりは、お互い様子見といった感じで静かな物だった。 ところが、19分に佐々木の蹴ったボールが羽生に当たりゴール。 ガンバにとってはラッキーとしか言いようのないゴールでした。 更に、続けざまにルーカスが決めて2点のリードを奪う。

反撃に出たFC東京はカボレが左サイドを2回、石川が右サイドを1回突破。 この3回の突破が前半のFC東京のチャンスだったかなと思います。 しかし、カボレの突破は迫力満点でしたね。

後半が開始されるとFC東京は、システムはそのままで以下のように配置を入れ替える。

FC東京
カボレ
羽生 石川
近藤
梶山 今野
長友 徳永
茂庭 佐原
権田

 

エースのカボレを最前線に置き、梶山をボランチに据える。 梶山をボランチにしたのは、奪った後の繋ぎが雑でビルドアップが上手く行っていなかったからだろう。

後半開始早々、佐々木の突破からの折り返しをレアンドロが決めて3点目。

後半開始早々、佐々木の突破からの折り返しをレアンドロが決めて3点目。

58分 佐原→椋原
61分 近藤→赤嶺

FC東京
カボレ 赤嶺
羽生 石川
梶山 徳永
長友 椋原
茂庭 今野
権田

 

3点差を追うFC東京はシステムを4-4-2に変更し、攻撃的な右SBの椋原を入れ徳永をボランチに配したが、これが裏目。 ボランチと右SBの守備力が低下した事で、却ってガンバの左サイドからの攻撃を受けることになった。
68分にジェジンがトドメの4点目。

69分 羽生→鈴木達也

FC東京
カボレ 赤嶺
石川 鈴木
梶山 徳永
長友 椋原
茂庭 今野
権田

 

74分 佐々木→寺田
78分 ジェジン→播戸

待ちに待った播戸の投入。 完全に意気消沈したFC東京から、「最後は播戸が決めてハッピーエンドだ!」と思うだろ? ところがそうはならなかった。 それはガンバの布陣に問題があったからだ。

ガンバ大阪
播戸
寺田 レアンドロ
ルーカス 遠藤
明神
下平 橋本
山口 中澤
藤ヶ谷

 

サイドに石川と鈴木達を配するFC東京に対して、トリプルボランチの4-3-3。 サイドにスペースを得た事で死んだはずのFC東京が蘇生する。

・79分:石川 直宏
・81分:鈴木 達也

石川と鈴木はポジションを入れ変わっていたが(遠目に見るとこの2人は見分けがつかないw)、共に左SHでの得点。 橋本の前の左SHのマークが浮いた状態は倉田が投入されるまで続いた。

89分 ルーカス→倉田

ガンバ大阪
播戸 レアンドロ
寺田 倉田
明神 遠藤
下平 橋本
山口 中澤
藤ヶ谷

 

システムを4-4-2に戻し、バランスを取り戻したガンバが難なく試合を終える。

播戸投入から倉田投入までの時間帯が謎過ぎっ! もし、この時間帯にもう1点食らっていたら、この試合危なかったと思う。 サイドに石川と鈴木達を配するFC東京に対して、サイドにスペースを与える4-3-3とはどういう事よ。 寺田が勝手に動いたとも思えず、何かしらの実験だったのかも知れないが、このへっぽこ采配によって気持ち良く帰れるはずが、奥歯に物が詰まったような思いを抱いて家路に着く羽目になった。

初めて生で見たFC東京ですが、カボレってJリーグでは反則級の選手ではないかい? ボールを持つとガンバの選手が2人行っても止められず、サイドを任されていた時には守備もしっかりこなしていた。 正直あんなに良い選手だったとは思わなかった。
カボレ以外の前目の選手は一長一短あり、組み合わせて長所を引き出すのは難しいと感じた。 私は平山待望論者なんで4-2-3-1なら、平山1トップでトップ下カボレでいいじゃんと思うんだがね。 平山ほど「足元の」ポストプレーが巧い日本人FWはおりませんよ。 それがFC東京ではパワープレー要員だったり、トップ下だったりするからねw 完全に使い方を間違えている。
長友と今野以外の後ろの選手はかなりヤバメ。 特にCBとGKの守備能力が低いのが痛すぎる。 センターラインの守備力に問題があるんで、場合によっては落ちても不思議はないなと。

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Written by firefennec

2009年 5月 1日 @ 04:46

カテゴリー: 国内